社員の免許資格取得費用について
2017年1月4日
会社の業務を行ううえで、資格や免許が必要になる場合が出てきます。
例えば、工事現場でのショベルカー(特殊重機)の運転に必要な免許などが考えられ、
この取得は会社の経費にもなり、個人の給与課税もされません。
その要件としては、会社の業務遂行上の必要に基づき支出するもの、その社員の職務に直接必要な技術・
知識・免許・資格を習得させるためのもの、費用が適正なこと、です。
では、乗用車の普通免許はどうでしょう?これは、その人が会社以外でも個人で使える免許のため、
その費用を会社が負担したとすると、その人に給与を支払ったものとみなされ源泉所得税の対象
になってしまいます。その社員の仕事をするうえで直接必要かどうかが問われているわけです。
この条件を満たせるものがあれば、会社にダイレクトに貢献することになりますので、
積極的に活用されてはいかがでしょうか。