売上締切日の変更
2016年12月7日
3月決算の会社の場合、3月31日までの売上や仕入・経費のすべての収入と支出を計算して決算を行います。
しかし、締め日が末日ではなく、20日等で締めて請求書を発行しているケースが多いと思います。
そこで、3月26日くらいに大きな売上があったとき、20日で帳簿を締め切ってその締切日に基づいて
各事業年度の収入と支出を計算することが認められています。
この場合、仕入・経費関係も20日で帳簿を締める必要があります。(収益と費用の対応のため)
ただし、商慣習その他相当な理由があること、締切日は事業年度終了の日以前おおむね10日以内であること、
毎期継続適用することが条件です。
これを利用すると、節税だけでなく、決算期末の事務手続きの簡略化にもなります。