倒産防止共済
2016年12月13日
連鎖倒産を未然に防ぐため、倒産防止共済があります。
事前に掛金を積み立てておくことで、得意先が倒産したときに融資が受けられる制度です。
これは、掛金全額が損金になり、しかも加入後40ヶ月(3年4ヶ月)以上経てば、
解約により掛金全額が戻ってきますので、節税対策にはいいものです。
加入資格として1年以上事業を行っている中小企業となります。掛金は毎月5千円から20万円で、
掛金総額が800万円になるまで自由に決めて積み立てることができます。
融資額は、回収不能となった売上債権額(受取手形・売掛金)か掛金総額の10倍、のいずれか少ない金額です。
この制度も小規模企業共済(節税対策2回目でお知らせ)と同じ中小企業基盤整備機構が行っています
ので安心といえます。